Main Board[R321J]

R321J

QumcumPRO[QX-001R321J]に使用されているボードは、32BitCPU[ESP32-WROOM-32]シリーズを使用したR321Jというボードです。ESP32は安価にもかかわらず、Bluetooth・WIi-Fiを標準搭載しているため、これからの時代のIoTやAI等を学ぶには最適なCPUです。Arduinoも使用でき、ネット上でも多くの製作記事があるため学習・研究には最適なCPUです。
R321Jは本CPUにクムクムロボットとしての機能をパッケージングして、使いやすく1枚にまとめました。
購入時には、Arduinoのブートローダーとスクラッチ・PythonからBluetoothで動作するプログラミング用のソフトウェアーを書き込んでいますので、電源投入後すぐに使い始めることができます。


主な特徴

R321Jは、ESP32-WROOM32をベースにしたマイクロコントローラボードです。クムクムロボットで使用以外のポートも拡張として使用できるように背面にはパターンを用意しています。また、18個のモータを独立してコントロールすることができるモータドライバLSIをメインCPUとI2Cバスで接続していますので、メインCPUには一切の負担をかけずにモータ制御することができます。ボードには電源・USB・電源スイッチを接続するためのコネクターを用意していますので、簡単にアプリケーションを開発することができます。また、I2Cバス・SPIバスもパターンとして用意していますので、新しいセンサーやカメラなどのペリフェラルを追加することが可能です。

①CPU(ESP32)
②RGB-LED
③Volume
④I2S Mic
⑤Motor Driver
⑥Ext.Synth Area
⑦Motor Connector
⑧SPI BUS
⑨I2C BUS
⑩CPU PCB Pattern
⑪ICSP
⑫Ext.Power
A.Switch&USB
B.Main Power
C.Sonic Sensor
D.Speaker

ボード型式 R321J
CPU ESP32-WROOM-32D (デュアルコア Tensilica LX6)
CPU電圧 3.3V
電源 DC 5.0V
Serial USB Chip FT231X
Wi-Fi 802.11 b/g/n (技適認証済み)
Bluetooth v4.2 (技適認証済み)
基本クロック 32KHz
SRAM 520KB
GPIO 21
UART 3
SPI 2
ADC 16
DAC 2
I2C 2
SDIO マスター/スレーブ